層塔 (そうとう)

名称(事業名) | 層塔 |
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ふりがな | そうとう |
指定区分 | 県指定文化財 建造物 |
指定年月日 | 昭和27(1952)年 4月 1日 |
所在地(市町村) | 白鷹町大字鮎貝2413 |
所有者(実施団体名) | 常光寺 |
概要 (活動状況等) |
”石英粗面岩質凝灰岩でつくられた七重の層塔である。総高3.54㍍、相輪部は八角柱である 。北面と東面に銘文があるが、剥離欠損が甚だしく、解読は困難になっている。 『白鷹町史』の解読によると、この塔は天正7年(1579年)己卯4月5日、長井庄萩生郷に住む中津河備後守の娘の菩提を弔うために、造立したもののようである。 中津河備後守について知る資料はないが、同時代に、中津川(現飯豊町中津川)辺りに勢力を張った中津川氏の一族であろう。導師は権大僧都法印智海で、長井遍照寺か鮎貝相応院の住僧といわれる。 この層塔は、在銘の層塔では県内最古だが、『白鷹町史』によると、その昔、飯詰という所に2基あったものが壊れたので、それを1基にして常光院境内に建てたものだという。 |
問い合わせ先 |
梅松山 常光寺 公開の有無:有 Tel:0238-85-3182 |
地図 |