絹本著色義光夫人像 無款 (けんぽんちゃくしょくよしあきふじんぞう むかん)
名称(事業名) | 絹本著色義光夫人像 無款 |
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ふりがな | けんぽんちゃくしょくよしあきふじんぞう むかん |
指定区分 | 県指定文化財 絵画 |
指定年月日 | 昭和35(1960)年 12月 16日 |
所在地(市町村) | 山形市緑町3-7-67 |
所有者(実施団体名) | 専称寺 |
概要 (活動状況等) |
山形城主最上義光の正室(大崎夫人)の画像で、絹本に極彩色で描かれている。なかなか巧みな絵で、黒髪を長く後に垂れ、華麗な草花模様の金地交りの着物に、撫子の花模様を細かに散らした白地の上衣を腰巻きにした、中年で上品な婦人の画像で、左右の手で珠数を持っている。 画像の右上方に「釈妙英」と墨書がある。諸記録より、真宗の本願寺で、「釈妙英」の法号を贈ったものと思われる。 文禄4年(1595年)には、豊臣秀次の聚楽第事件がある。それに関わった駒姫の処刑は8月2日で、その後間もなく、生母の大崎夫人の急死である。 義光は、非業の最期を遂げた愛娘駒姫と夫人を供養するため、三回忌に当る慶長2年(1597年)に、京都の高名な狩野派の画家に、二人の肖像画を描かせたものと推察される。 縦99.4cm、横42.0cm |
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公開の有無:無 |
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