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紙本淡彩高士像 円山応挙筆 (しほんたんさいこうしぞう まるやまおうきょひつ)


名称(事業名) 紙本淡彩高士像 円山応挙筆
ふりがな しほんたんさいこうしぞう まるやまおうきょひつ
指定区分 県指定文化財 絵画
指定年月日 昭和38(1963)年 1月 22日
所在地(市町村) 酒田市御成町7-7
所有者(実施団体名) (公財)本間美術館
概要
(活動状況等)
 中国の高士を描いた作品である。ふっくら丸味を帯びた顔、ゆったりと全身を包む衣裳が澱のない線で捉えられ、さらに衣裳には付立描写で淡い彩色が施されている。
 顔の描写は写生に頼らず、相学を参考にしていることもあり、現実感が希薄であるが、骨格を把握し、着衣の下に合理的な身体があることを示す描写は、円山応挙の人物描写について記した言葉を裏付けるものである。
 人物画は、応挙絵画の基本となった観察と写生に基づき、解剖学も取り入れたもので、本作も応挙の人物画の特徴を良く示す作品である。天明癸卯は天明3年(1783年)で、応挙50歳の作である。「天明癸卯春寫應擧」の署名。「應擧之印」(白文方印)と「仲選」(白文方印)を伴う。
縦160.0㎝、横67.0㎝
問い合わせ先 期間限定での公開

公開の有無:有
ホームページ:紙本淡彩高士像 円山応挙筆
Tel:0234-24-4311
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