木造薬師如来坐像 (もくぞうやくしにょらいざぞう)
名称(事業名) | 木造薬師如来坐像 |
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ふりがな | もくぞうやくしにょらいざぞう |
指定区分 | 県指定文化財 彫刻 |
指定年月日 | 平成12(2000)年 10月 31日 |
所在地(市町村) | 鮭川村大字向居1083 |
所有者(実施団体名) | 向居文化遺産保存委員会 |
概要 (活動状況等) |
本像は寄木造で彫眼、古色仕上げである。製作当初は漆箔像であったと思われる。 本像の面貌は、平安後期らしい丸顔の伏目に表されているが、目尻が少し吊り上がり、定朝風の温雅でゆったりとした感じではなく、どこか強さを感じさせる。また衲衣(のうえ)の襞数がやや多めに刻まれている点も目を引く。こうした傾向は、平安後期の中でも12世紀半ば以降に多くなるので、本像の製作時期も、12世紀後半に位置づけられると思われる。 (像高89.6㎝) |
問い合わせ先 |
鮭川村中央公民館 見学の際、事前連絡必要 公開の有無:有 Tel: 0233-55-3051 |
地図 |