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嘉暦二年大日板碑 (かりゃくにねんだいにちいたび)


名称(事業名) 嘉暦二年大日板碑
ふりがな かりゃくにねんだいにちいたび
指定区分 県指定文化財 歴史資料
指定年月日 昭和27(1952)年 4月 1日
所在地(市町村) 南陽市竹原
所有者(実施団体名) 個人(個人所有のため地図は非表示)
概要
(活動状況等)
 龍雲院裏山斜面に建つ。鎌倉時代末期の嘉暦2年(1327年)の凝灰岩製。高さ2.6m、幅86~99㎝、厚さ30㎝。額部の突出著しく27㎝。碑面上部にバン(金剛界大日)を薬研彫りで大きく刻み、その下部に「嘉暦二季大歳丁卯三月日為妙輝禅尼百ヶ日也」と刻まれている。この碑は少しの破損もなく、堂々とした模式的なものである。
 なお、同斜面後方にバンの種子だけ刻まれた板碑が建っている。種子バンの形・彫りが本板碑と酷似しているので、ほぼ同時代に造立されたものであろう。
 この辺の地名は「円行寺」というので、これら2基の板碑は円行寺と関わりがあるものと思われる。
問い合わせ先 公開の有無:有