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貞治七年阿弥陀板碑 (じょうじななねんあみだいたび)


名称(事業名) 貞治七年阿弥陀板碑
ふりがな じょうじななねんあみだいたび
指定区分 県指定文化財 歴史資料
指定年月日 昭和31(1956)年 5月 11日
所在地(市町村) 山形市山家町
所有者(実施団体名) 個人(個人所有のため地図は非表示)
概要
(活動状況等)
 山家町の通称「糠塚」という細長い土壇状の塚(高さ約3m程度)の上に立っている、南北朝期の貞治7年(1368年)の年号が刻まれている板碑。石英粗面岩(流紋岩)を一部加工を加えた不整角材状の自然石板碑である。
 板碑は高さ1.3m、上部幅44㎝、下部幅42㎝、厚さ30㎝の柱状である。正面上部に直径37㎝の円い二重円線を配し、その中にキリーク(阿弥陀)の種子を刻み、その下にサ(観音)、左にサク(勢至)の種子を並べて置く。その下方に
    月山行人結衆等
   貞治七年(本来は禾の下に千)戊申三月日
    已上百余人敬白
の銘文が刻まれている。           
 この場所には昔、一明院という修験寺院があったとされ、五輪塔や小石仏が立つ。行人が結集し月山登拝した最古の例として貴重である。
問い合わせ先 公開の有無:無