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延文二年板碑 (えんぶんにねんいたび)


名称(事業名) 延文二年板碑
ふりがな えんぶんにねんいたび
指定区分 県指定文化財 歴史資料
指定年月日 昭和34(1959)年 12月 4日
所在地(市町村) 山形市宮町4-16-33
所有者(実施団体名) 圓應寺
概要
(活動状況等)
 もともと圓應寺参道の西側に建っていたものである。
 安山岩の自然石を用いた素朴なもので、高さ71.2㎝、上部幅32㎝、下部幅50㎝、厚さ30㎝。正面上部にやや複雑に刻む種子は、サ・バーンの結合種子である。その下部に「延文二天丁酉八月三日」の紀年を刻む。天の字を挟んで左右に干支を表している。
 延文2年(1357年)は南北朝時代の北朝の年号で、南朝年号では正平12年にあたる。その前年に北朝方の斯波兼頼が山形に入部しており、板碑造立の年号と兼頼が開基したとされる伝えられる圓應寺建立の年と合致する。
 これらの事から、当地方における北朝勢力と信仰の動向をさぐる上で貴重な資料といえる。
問い合わせ先 圓應寺

公開の有無:有
ホームページ:延文二年板碑
Tel:023-622-3937
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