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献軸 最上川谷地押切渡より柏沢迄絵図 (けんじく もがみがわやちおしきりのわたしよりかしわざわまでえず)


名称(事業名) 献軸 最上川谷地押切渡より柏沢迄絵図
ふりがな けんじく もがみがわやちおしきりのわたしよりかしわざわまでえず
指定区分 県指定文化財 歴史資料
指定年月日 平成2(1990)年 4月 3日
所在地(市町村) 鶴岡市家中新町10-18
所有者(実施団体名) (公財)致道博物館
概要
(活動状況等)
 新庄藩から庄内藩に贈られた、最上川谷地押切渡から庄内藩領柏沢までの最上川川筋絵図である。巻数2巻、巻子本、乾は縦67.5㎝、横733.5㎝で、最上川谷地押切渡から合海までの川筋絵図、坤(ひつじさる)は縦67.5㎝、横622.5㎝で本合海から庄内藩領柏沢までの川筋絵図で、最尾に新庄藩士岩間作兵右衛門の奥書がある。
 奥書には、正保2年(1746年)最上郡の内南山村・赤松村・堀内村・蔵岡村・角川村・古口村6カ村と満沢村が村山郡に入ったため、郡境の墨引きを改めたこと、最上郡古口村枝郷柏沢村は庄内藩領飽海郡内に入れ直したと記している。
 また清水から柏沢までの道程に一里ごとの境目を記し、最後の25丁は「白糸滝より柏沢向腹巻岩迄」と記されている。
奥書の訂正についての経緯は明らかではない。最上川の川筋が上質な絵の具で描かれており、貴重な資料である。
問い合わせ先 期間限定での公開

公開の有無:有
ホームページ:献軸 最上川谷地押切渡より柏沢迄絵図
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