深山和紙 (みやまわし)

名称(事業名) | 深山和紙 |
---|---|
ふりがな | みやまわし |
指定区分 | 県指定文化財 工芸技術 |
指定年月日 | 昭和53(1978)年 3月 29日 |
所在地(市町村) | 白鷹町大字深山621 |
所有者(実施団体名) | 深山手漉和紙技術保存会 |
概要 (活動状況等) |
深山和紙の歴史は古く、古文書によるとおよそ350年の昔に溯る。藩政時代、御用和紙として用いられ、以降工夫と努力を重ねながら障子紙、版画紙、提灯紙などを作ってきた。 和紙作りは稲刈りが終わった頃、自生する楮を刈り集めることから始まる。楮切り、楮きざみ、楮ふかし、楮はぎ、楮ひき、楮さらし、楮ねり、紙打ち、紙漉き、天日干しと続く作業は真冬にかけて行われる。 紙漉きは、溶かした楮に「にれ」と水を混ぜ、竹製の簀(す)で漉いてく。簀を動かす強弱で紙の強度が調節され、まさに研ぎ澄まされた手仕事によって仕上げられる。 深山和紙の真髄は、何といっても工程の殆どが江戸時代から伝承されてきた、漉き手の素朴な温もりにある。 |
問い合わせ先 |
公開の有無:有 |
地図 |