上林恒平(本名勇二) (かんばやしつねひら(ほんみょうゆうじ))
名称(事業名) | 上林恒平(本名勇二) |
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ふりがな | かんばやしつねひら(ほんみょうゆうじ) |
指定区分 | 県指定文化財 工芸技術 |
指定年月日 | 平成20(2008)年 5月 2日 |
所在地(市町村) | 山形市大字長谷堂4624-3 |
所有者(実施団体名) | 上林恒平(本名勇二) |
概要 (活動状況等) |
上林恒平氏は昭和42年に山形県立鶴岡工業高等学校を卒業すると同時に、重要無形文化財保持者宮入行平刀匠の門に入り、昭和48年に文化庁から作刀承認を受けました。同年の新作名刀展に初出品して努力賞を受賞、昭和54年から60年までの間に2年連続の高松宮賞を含む7年間連続の特賞受賞という偉業をたて、昭和60年に36歳の若さで同展の無鑑査となりました。 昭和61年には山形市大字長谷堂に鍛刀場を開設しました。山形県唯一のすぐれた刀匠として多くの芸術性の高い名刀を製作するとともに、柳村仙寿師に習った刀身彫刻にも秀でた力を発揮し、名刀に一段の美を添えています。また後進の指導・育成にも力を注ぎ、これまでに3人の刀工を育成し、技術の継承をはかっています。 芸術性の高い、すぐれた伝統工芸技術の保持者としてその業績はきわめて大きく、真摯でたゆまぬ研究研鑽で現代の日本を代表する刀匠の一人として高い評価を得ています。 |
問い合わせ先 |
公開の有無:無 |
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