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十文字開発記念樹 (じゅうもんじかいはつきねんじゅ)


名称(事業名) 十文字開発記念樹
ふりがな じゅうもんじかいはつきねんじゅ
指定区分 県指定文化財 天然記念物
指定年月日 昭和27(1952)年 4月 1日
所在地(市町村) 鶴岡市長沼字十文字24
所有者(実施団体名) 個人
概要
(活動状況等)
JR羽越本線の西袋駅西1km、十文字集落の個人邸内にあるクロベの巨樹で、主幹が東北方へ45度傾いている。地際の根周りが5.4mで、東西に扁円柱状をなしており、幹囲3.65mである。数本の大枝に分かれており、直上するもの、斜上するもの、また反対側に斜上するものがある。
江戸時代の寛永6年(1629年)、秋田県平鹿郡十文字町からの開拓者3人が長旅で疲れ果てて休んでいた。木のよい香りが漂ってきたので、あたりを見渡したところ、一面藪の中に深緑のクロベを発見した。3人はこの樹の育つ土地はきっと豊かな田畑になると思い、ここを永住の地と定め、秋田の地名をとり、十文字開発樹と命名したという。
クロベは日本中部以南、尾瀬付近に広く分布するが、東北地方でこれだけ大木になることは極めて難しいことである。
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