小国のそろばん玉石 (おぐにのそろばんだまいし)
名称(事業名) | 小国のそろばん玉石 |
---|---|
ふりがな | おぐにのそろばんだまいし |
指定区分 | 県指定文化財 天然記念物 |
指定年月日 | 昭和37(1962)年 1月 12日 |
所在地(市町村) | 小国町事業区92林小班ほか |
所有者(実施団体名) | 国〔農林水産省〕 |
概要 (活動状況等) |
名前は両円錐形のそろばん玉状の形に由来するが、鉱物学的には微細な石英の集合からなる玉髄(ぎょくずい)という鉱物である。表面には、中心から細かな放射状の筋が刻まれる。大きさは数cm程度で、ときに10cmを超える。これは流紋岩中の球顆内に生じた空隙に、玉髄が二次的に晶出して形成される。 小国町の南西に位置する十四ヶ森の周辺には、千数百万年前に海底に噴出した、球顆を豊富に伴う琉紋岩が分布している。風化作用が進んでいるため、母岩からそろばん玉石や球顆が分離することで産出される。 |
問い合わせ先 |
公開の有無:有 |
地図 |