仲野半四郎氏庭園 (なかのはんしろうしていえん)
名称(事業名) | 仲野半四郎氏庭園 |
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ふりがな | なかのはんしろうしていえん |
指定区分 | 県指定文化財 名勝 |
指定年月日 | 平成21(2009)年 12月 4日 |
所在地(市町村) | 天童市一日町二丁目4-43 |
所有者(実施団体名) | 個人 |
概要 (活動状況等) |
庭園の構成は主屋の北側に位置し、庭の北側に高さ1mの築山、築山の南と西裾に池を設置する池泉鑑賞式庭園で、借景は舞鶴山である。明治20~30年に8代目仲野半四郎によって作庭され、大正・昭和に一部改修されている。借景に舞鶴山を取り入れたため、当園は屋敷の北に配置されており、構成として「築山」「池」「石」がコンパクトにまとまっている。山石ではなく川原石を使うという山形の特徴が出ており、とろとろの自然石、雪見灯籠を使用することも山形の特色である。全国の近代個人庭園の中で、作庭時期・意図を明確にする碑文が存在する稀有な例であり、作庭からの変遷が古写真などにより明確になる数少ない例として、また、かつて、文化の中心であった豪農が作庭した、時代性・地域性を表すものとして貴重である。 |
問い合わせ先 |
公開の有無:無 |
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