最上川の流通・往来及び左沢町場の景観 (もがみがわのりゅうつう・おうらいおよびあてらざわまちばのけいかん)
名称(事業名) | 最上川の流通・往来及び左沢町場の景観 |
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ふりがな | もがみがわのりゅうつう・おうらいおよびあてらざわまちばのけいかん |
指定区分 | 国指定文化財 文化的景観 |
指定年月日 | 平成25(2013)年 3月 27日 |
所在地(市町村) | 大江町大字左沢ほか |
所有者(実施団体名) | 大江町 |
概要 (活動状況等) |
最上川舟運の河岸として発展してきた大江町左沢には、最上川などの自然環境と、左沢楯山城跡や小漆川城跡が物語る政治的拠点としての歴史、そして舟運や農山村との流通・往来に根ざした生活・生業が有機的に結びついて、複合的、重層的な文化的景観が形成されている。 左沢の町場地区は、最上川舟運の中継地で、西部の農山村を背景として、月布川の河口に開けた集落であった。物資集散地の環境に根ざした町の暮らしは、舟運安全が祈願された社寺や囃子屋台、旧家の佇まいなどからうかがうことができる。 楯山地区には国史跡左沢楯山城跡がある。城の地形が残り、城跡からの眺めは交通の要衝を押さえる立地を伝える。また、最上川舟唄碑が建てられており、町のシンボル的な眺めを望める楯山公園が所在する。 最上川では、「用のハゲ」や「左巻」、舟道開削跡など、舟運と関わる渓谷部の自然景観をみることができる。また、左沢の「百目木」や「柏瀞」、民謡「最上川舟唄」など、川と暮らしが密接に関わって形成された風景や文化が継承されている。 |
問い合わせ先 |
大江町教育委員会教育文化課 公開の有無:有 Tel:0237‐62‐3666 |
地図 |