赤坂の薬師ザクラ (あかさかのやくしざくら)
名称(事業名) | 赤坂の薬師ザクラ |
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ふりがな | あかさかのやくしざくら |
指定区分 | 県指定文化財 天然記念物 |
指定年月日 | 平成25(2013)年 11月 29日 |
所在地(市町村) | 白鷹町大字箕和田 |
所有者(実施団体名) | 個人 |
概要 (活動状況等) |
白鷹町に残るエドヒガンの古木の一本。最上川の西岸、赤坂薬師堂のある高台の傍にある。樹が立っているところは丘陵から遮断された高台となっており、樹の姿と併せて特徴的な印象を加えている。 樹高1.2mのところで南方向に曲がり、二つに枝分かれし、一方は枝折れし、枝分かれ後に直立する方は、さらに樹高約3mの位置で、枝分かれしている。現在花を付けるのは2回目に枝分かれした1本の枝である。 当地では昔から種まき桜として親しまれ、昔、最上川の洪水のとき、船をつないだという伝説があることから、別名「舟つなぎの桜」、「御薬師様の桜」とも呼ばれている。 残念ながら桜の幹が損傷しているのは、昭和初期の工場火災で桜も半焼したためである。 赤坂の薬師ザクラは、現在は目通り幹周2.7m、樹高6.7mだが、平成9年の町天然記念物指定時には幹周が6.1mもある非常に立派な木だった。当時の主幹は腐朽してしまったものの、後継となる現在の主幹が旺盛な成長を示している。台地の縁にあることもあって開花時には最上川周辺から遠望できる見事な桜である。古文献にも登場し、古くから親しまれた老樹である。 エドヒガン 一幹 (樹高6.70m、目どおり2.69m、根まわり7.20m) |
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公開の有無:有 |
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