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永泉寺のハリモミ (ようせんじのはりもみ)


名称(事業名) 永泉寺のハリモミ
ふりがな ようせんじのはりもみ
指定区分 県指定文化財 天然記念物
指定年月日 平成26(2014)年 3月 28日
所在地(市町村) 遊佐町直世
所有者(実施団体名) 永泉寺
概要
(活動状況等)
ハリモミ 一幹(樹高32.57m、目どおり4.45m、根まわり22.10m)
 永泉寺の庭園北側にある巨樹。樹幹が直立し、盤根が発達し偉容を示している。毬果(きゅうか)も見事で、晩秋の降雪が間近な季節になると種子をとばすが、付近に苗が生育することはない。
 一般には「永泉寺のトラノオモミ」として親しまれているが、植物学的な正名は「ハリモミ」である。「トラノオモミ」は、枝に先の尖った硬い針葉がびっしりとつき、まるで虎の尾のようだと言うことからついた名前で、植物学的にはハリモミやトウヒなど複数の樹木を指してこう呼ぶことがある。永泉寺及び米沢市西明寺さいみょうじのトラノオモミと呼んでいるものはいずれもマツ科トウヒ属のハリモミ(学名:Piceatorano)である。
 当該木は、ハリモミとして県内最大であり、県指定の天然記念物となっている米沢市西明寺(さいみょうじ)のトラノオモミ(樹高約26m、幹囲2.85m(平成10年の調査による))をはるかに凌ぐ大きさである。
 ハリモミは山形県には自生しない樹木で、地域の人々にとっては見たことのない珍しい樹である。このハリモミが何時の時代に永泉寺に植えられたかについては記録や伝承等は見あたらない。しかし、米沢市の「西明寺のトラノオモミ」と呼ばれるハリモミは、明暦4年(1658年)に米沢藩主上杉綱勝が手植えしたと言われ、もしそれが正しければ樹齢350年を超えることになる。永泉寺のハリモミはそれを樹体の大きさではるかにしのいでいることを勘案すると、江戸初期頃に植えられたものではないかと推測でき、山形県では珍しいこの木を植えるに当たっては何らかの謂われがあったものとの推察もできる。
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