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観音三尊懸仏 (かんのんさんぞんかけぼとけ)


名称(事業名) 観音三尊懸仏
ふりがな かんのんさんぞんかけぼとけ
指定区分 県指定文化財 工芸品
指定年月日 平成29(2017)年 4月 28日
所在地(市町村) 鶴岡市水沢乙149
所有者(実施団体名) 不二軒
概要
(活動状況等)
(形  状)鏡面に金銅製の聖観音像、天部形像、軍荼利明王像を貼付した懸仏。奉納者と思われる名(「藤原義長」)を刻んだ銅板を付す。
(製作年代)鎌倉時代
(寸  法)鏡面 外径 43.4cm 内区径 35.9cm
(特  色)
本懸仏は鎌倉時代の懸仏として、その大きさと作の優秀さから貴重なものである。特に貼付される仏像はそれぞれ優れた作行を示す。また懸仏の形式の変遷の資料として、貼付される仏像の立体化への過渡的作例として貴重なものである。その内容は、聖観音―妙見菩薩―軍荼利明王という羽黒権現の本地仏を表しているもので、現在のところその最古の遺品となる。本懸仏は鎌倉時代後期・13世紀後半に改装されて現状に至ったと想定できるもので、羽黒権現の本地仏設定が鎌倉時代後期にまで遡るとすることができ、羽黒権現本地仏設定の時期についての新資料としての歴史的価値を持つものである。また中尊・聖観音菩薩の形態から鎌倉時代前期の羽黒山は天台宗の影響が及んでいたと考えられ、羽黒信仰の成立や変遷の歴史の解明に役立つものである。

【懸仏(かけぼとけ)】
銅などの円板に仏像を鋳たものを付けたり浮き彫りにしたりしたもの。寺社の堂内に懸けて礼拝した。平安時代に本地垂迹の思想から生まれ、鎌倉・室町時代に盛行したといわれる。
問い合わせ先 不二軒

公開の有無:無
Tel:0235-35-3256