三部抄 (さんぶしょう)
名称(事業名) | 三部抄 |
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ふりがな | さんぶしょう |
指定区分 | 県指定文化財 典籍 |
指定年月日 | 令和4(2022)年 4月 5日 |
所在地(市町村) | 山形市山形市旅篭町2-3-25 |
所有者(実施団体名) | 山形市 |
概要 (活動状況等) |
慶長元(1596)年に著名な連歌師である里村紹巴によって書写され、山形藩主・最上義光の子・家親へ贈られたもの。内容は、大歌人である藤原定家の作及び定家仮託の作品で、①詠歌之大概、②秀歌躰大略、③百人一首、④未来記、⑤雨中吟の5つ(①と②、④と⑤がそれぞれセットとなって「三部」と数える)から成る歌論書。 「三部抄」は、戦国期から江戸期において、連歌が武将・大名・旗本らにとって身につけるべき教養の一つであったことを示しているほか、最上家当主と家族・一族と家臣たちの教養の高さと文芸活動の広さを示すものと言え、本県の戦国大名の文芸活動や人的交流を知るうえで価値が高い。 |
問い合わせ先 |
最上義光歴史館:TEL023-625-7101 公開の有無:有 |