建築技能
山形の家づくり「未来の匠」育成事業
山形県では、住宅建設の担い手である大工職人の新規就業者の確保・育成を図るため、山形の家づくり「未来の匠」育成協議会が実施する就業前の学生等に大工職の魅力を伝え、大工入職への動機付けを行うことを目的とするセミナーの開催を支援しています。

山形の家づくり「未来の匠」育成協議会
○山形の家づくり「未来の匠」育成協議会とは
大工職の魅力を伝えるためのセミナーの開催主体となる組織であり、以下の団体により構成されています。
○活動内容
平成24年度に当協議会を設立以降、若手職人を対象とする技術力向上をはかる講座や学生や未就労者を対象とする大工職の魅力を伝えるセミナーを実施してきました。
近年では、建築学科のある工業高校の学生を対象にセミナーを実施し、座学(キャリアパスの説明等)、現場見学、木材加工体験等を通して、大工職人の生の声や、現場の雰囲気を肌で感じてもらい、大工の仕事や木造住宅産業の魅力を伝えています。
山形職業能力開発専門校での座学状況 山形職業能力開発専門校での木材加工体験状況 木造住宅の現場見学状況 木造住宅の現場見学状況
◯セミナー受講者の声
- 大工職人は自分の仕事に責任と誇りを持ち、こだわりながら仕事をしているという印象を受けた。
- 体力的にとてもきついが、つくりあげる喜びや達成感を味わえる仕事だと感じた。
- 自分は大工職人になる気は無かったが、建物には大工の気持ちがこもっていることがわかり、興味がわいた。
- 大工の仕事のやりがいや説明を聞いて、楽しそうだなと思った。
- かんな体験がとても楽しかったし、大工の仕事に興味がわいた。
- 設計士がいても大工がいなければ建物は建たないので、大工は必要な職業だと再認識できた。
◯山形の家づくり「未来の匠」育成協議会の構成団体が独自に行う活動等
各団体のホームページより、活動内容等を閲覧できます。
◯今後の活動
現在、これまで紹介した活動の他に小学生等に向けた取組みを検討しております。
今後の活動内容が決まりましたら、本ページにてお知らせします。