熱中症警戒アラートと学校での諸活動について

ご意見

　熱中症警戒アラートが出た場合の部活動等の実施について、子どもの安全と健康を守るため、迅速かつ的確な指示を出してください。 (2023年7月31日)（他同種意見有）

県の取組状況

　部活動における熱中症事故の防止については、「山形県における運動部・文化部活動の在り方に関する方針」において示しているほか、今年度も複数回にわたり県立学校や市町村教育委員会に対して通知等で注意喚起しているところです。
　また、米沢市で発生した事案を受け、令和5年7月31日にこれまでの部活動方針及び通知の内容を確認すること、及び次の内容等の徹底について改めて通知しています。　
1.熱中症警戒アラート発表時の部活動等については、活動を行う場所の気象条件はもとより、登下校時の熱中症リスク等も十分考慮しながら、活動中止も視野に検討すること。
2.活動する場合には、活動場所の暑さ指数等を事前に確認の上、活動の可否を判断すること。また、活動中も適宜確認すること。
〇暑さ指数31℃以上の場合は、原則、活動中止とすること。
〇暑さ指数31℃未満であっても、生徒の健康観察を行った上で、部活動への参加の可否を判断するとともに、こまめな水分・塩分補給や休憩の取得等の健康管理を徹底すること。
3.児童生徒等に涼しい服装や帽子の着用、適切な水分補給について指導するとともに、保護者に対しても熱中症対策についての注意喚起を行い、連携を図ること。
4.活動終了後は、十分にクーリングダウンを行う等、体調を整えた上で下校させること。
同様の内容の通知を県のスポーツ協会を通して、各スポーツ少年団へも通知しています。
　県教育委員会としては、児童生徒の安全を最優先に、各種手引きやガイドライン等の活用を促しながら、熱中症の事故防止策が徹底されるよう努めてまいります。 (2023年8月9日実施中・実施済)

（ 教育局 スポーツ保健課 ）