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更新日:2025年9月29日
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長野県のレギュラーガソリン価格について、事業者団体「長野県石油商業組合」の第三者委員会が組合内で「組織的に価格調整がおこなわれていた」と認定したとの新聞報道をみました。
ガソリン販売価格が全国的にも常に高い山形県でも、ガソリン価格について調査してほしいです。(2025年6月30日)(他同種意見有)
経済産業省が2025年9月25日発表した9月22日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの山形県の平均価格は、前の週と同じ、182円70銭となりました。都道府県別では鹿児島県に次いで2番目、東北では一番高くなっています。
この度ご意見をいただいたガソリン価格については、各小売事業者が自由競争の原則に基づき、需給の動向や各種コスト、利益等を総合的に考慮して価格を決定しています。
本県では、ガソリンスタンドが製油所や油槽所から遠く輸送コストが上乗せされるため、ガソリン価格が高くなる傾向にあります。また、人口の少ない地域ではガソリンスタンド当たりの取扱量が少ないことから価格が高くなる傾向にあります。
山形県は1販売所当たりの取扱量は東北では最も少なくなっています。
政府は、当面の物価高に対応するため、従来の燃料油価格激変緩和対策事業を見直し、ガソリンなどへの定額補助制度を実施しており、価格にもその効果が表れています。
ガソリン価格が不当に調整されるなど、独占禁止法に抵触する可能性のある事業などについての調査権限は、県ではなく、国の機関である公正取引委員会にありますが、今後も、石油製品小売価格の推移や政府の動向を注視してまいります。(2025年9月26日その他)