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更新日:2020年9月28日

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水道施設における再生可能エネルギー導入の取り組み

山形県企業局では、「山形県エネルギー戦略」(平成24年3月策定)に基づき、再生可能エネルギーの導入拡大を図るとともに、水道事業などにおいては、温室効果ガスである二酸化炭素排出量を削減する観点からも、施設への小規模な水力発電及び太陽光発電の導入を積極的に進めて行くこととしております。

水道再エネ地図

再生可能エネルギーとは

自然の営みから半永久的に得られ、継続して利用できるエネルギーのことをいいます。有限でいずれ枯渇する化石燃料などと違い、自然の活動によってエネルギーが絶えず再生、供給され、地球環境への負荷が少ないのが特徴です。具体的には水力、風力、太陽光・太陽熱、バイオマス、地熱等が該当します。

固定価格買取制度(再生可能エネルギーで発電された電力を、国が定める価格で一定期間、電力会社が買い取ることを義務付ける制度)による導入促進が期待されております。

水道施設における小水力発電の取り組み

水道施設の未利用エネルギーを有効利用するため、平成19年度に置賜広域水道笹野浄水場、平成25年度に庄内広域水道平田浄水場、平成26年度に村山広域水道天童量水所及び庄内広域水道鶴岡量水所に小水力発電設備を設置しております。また、平成29年度には最上広域水道の水源である神室ダムで神室発電所の運転が開始しました。

笹野浄水場 小水力発電設備(置賜広域水道)

置賜広域水道笹野浄水場と、その水源の一つである綱木川ダムの落差による位置エネルギーを有効利用するため、置賜広域水道の拡張事業に合わせて小水力発電設備を設置し、平成19年8月に運転を開始しました。

発電した電力は浄水場の所内電力として使われ、浄水場の維持管理費用の低減に貢献しています。

  • 設置場所 米沢市笹野町地内(笹野浄水場)
  • 最大落差 93.9m
  • 最大使用水量 0.422立方メートル/s
  • 最大出力 196kW
  • 年間発電電力量 1,540MWh(一般家庭約460戸の年間消費電力量)
  • 水車 横軸ターゴインパルス水車 1台
  • 発電機 三相同期発電機 1台
  • 事業費 263,219千円
  • 売電方式 固定価格買取制度

笹野小水力発電設備

平田浄水場 小水力発電設備(庄内広域水道)

庄内広域水道平田浄水場と、その水源である田沢川ダムの落差による位置エネルギーを有効利用するため、新たに小水力発電設備を設置し、平成25年6月に運転を開始しました。

発電した電力は浄水場の所内電力として使われ、浄水場の維持管理費用の低減に貢献しています。

  • 設置場所 酒田市中野俣地内(平田浄水場)
  • 最大落差 39.59m
  • 最大使用水量 0.208立方メートル/s
  • 最大出力 50kW
  • 年間発電電力量 368MWh(一般家庭約110戸の年間消費電力量)
  • 水車 インライン型プロペラ水車(リング水車) 1台
  • 発電機 三相同期発電機 1台
  • 事業費 87,871千円
  • 売電方式 余剰電力売電
  • 備考 詳細は平田浄水場の小水力発電設備の概要ページを参照ください

平田小水力発電設備

天童量水所 小水力発電設備(村山広域水道)

村山広域水道西川浄水場と、天童市への供給地点である天童量水所の落差による位置エネルギーを有効利用するため、新たに小水力発電設備を設置し、平成27年1月に運転を開始しました。

  • 設置場所 天童市貫津地内(天童量水所)
  • 最大落差 22.0m
  • 使用水量 0.226立方メートル/s
  • 最大出力 35kW
  • 年間発電電力量 256MWh(一般家庭約76戸の年間消費電力量)
  • 水車 インライン式リンクレスフランシス水車 1台
  • 発電機 三相誘導発電機 1台
  • 売電方式 固定価格買取制度

天童小水力(田中水力より)

鶴岡量水所 小水力発電設備(庄内広域水道)

庄内広域水道朝日浄水場と、鶴岡市への供給地点である鶴岡量水所の落差による位置エネルギーを有効利用するため、新たに小水力発電設備を設置し、平成26年11月に運転を開始しました。
設置場所 鶴岡市高坂地内(鶴岡量水所)

  • 最大落差 69.3m
  • 最大使用水量 0.39立方メートル/s
  • 最大出力 199kW
  • 年間発電電力量 1,679MWh(一般家庭約500戸の年間消費電力量)
  • 水車 インライン式リンクレスフランシス水車 1台
  • 発電機 三相誘導発電機 1台
  • 売電方式 固定価格買取制度
  • 備考 詳細は小水力発電設備ページを参照下さい

鶴岡小水力

神室発電所(最上広域水道)

神室発電所は神室ダムにおける利水・河川維持のための放流を利用したダム式発電所で、平成29年に運転を開始しました。水車発電機1台で、最大使用水量1.4立方メートル/sの水を使用し、落差38.3mで、420kWの発電を行っています。
設置場所 金山町有屋地内(神室ダム)

  • 最大落差 38.3m
  • 最大使用水量 1.4立方メートル/s
  • 最大出力 420kW
  • 年間発電電力量 2,900MWh(一般家庭約860戸の年間消費電力量)
  • 水車 横軸フランシス水車 1台
  • 発電機 三相誘導発電機 1台
  • 売電方式 固定価格買取制度
  • 備考 電気事業との共有設備

神室1

神室2

水道施設における太陽光発電の取り組み

停電時に最低限必要な電源確保を目的として、平成24年度に『酒田工業用水道遊摺部浄水場』に、平成26年度に『最上広域水道金山浄水場』及び『庄内広域水道朝日浄水場』に太陽光発電設備を設置しております。

遊摺部浄水場 太陽光発電設備(酒田工業用水道)

平成24年度に、酒田工業用水道遊摺部浄水場の管理棟屋根に、最大出力10kWの太陽光発電設備を設置しました。

これにより、停電時の復旧作業等に最低限必要な電力をまかなうことができるようになりました。また、通常時に発電した電力は浄水場で使用することにより電気料金の低減にもなっています。
設置場所 酒田市遊摺部地内(遊摺部浄水場)

遊摺部太陽光設備1

金山浄水場 太陽光発電設備(最上広域水道)

平成26年度に、最上広域水道金山浄水場の管理棟壁面に、最大出力11.5kWの太陽光発電設備を設置しました。

これにより、停電時の復旧作業等に最低限必要な電力をまかなうことができるようになりました。また、通常時に発電した電力は浄水場で使用することにより電気料金の低減にもなっています。

  • 設置場所 金山町大字上台地内(金山浄水場)
  • 最大出力 11.5kW
  • 蓄電池容量 15kWh
  • 年間発電電力量 7,759kWh(一般家庭約2戸分の年間消費電力量)
  • 事業費 21,250千円
  • 売電方式 なし(自家消費)
  • 備考

金山浄水場太陽光

朝日浄水場 太陽光発電設備(庄内広域水道)

平成26年度に、庄内広域水道朝日浄水場の管理棟壁面に、最大出力11.5kWの太陽光発電設備を設置しました。 これにより、停電時の復旧作業等に最低限必要な電力をまかなうことができるようになりました。また、通常時に発電した電力は浄水場で使用することにより電気料金の低減にもなっています。

  • 設置場所 鶴岡市行沢地内(朝日浄水場)
  • 最大出力 11.5kW
  • 蓄電池容量 15kWh
  • 年間発電電力量 7,190kWh(一般家庭約2戸分の年間消費電力量)
  • 事業費 21,770千円
  • 売電方式 なし(自家消費)
  • 備考 詳細は太陽光発電設備ページを参照ください

朝日浄水場太陽光

お問い合わせ

企業局水道事業課 

住所:山形県山形市松波二丁目8-1

電話番号:023-630-2345

ファックス番号:023-630-2741