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更新日:2024年12月27日
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本日、令和7年度政府予算案が閣議決定されました。
今後、詳細の把握を進めてまいりますが、今回の政府予算案及び先日成立した令和6年度補正予算については、地方創生をはじめ、物価高騰や賃金・所得の増加、こども・子育て、防災・減災、国土強靱化など、これまでに本県が行ってきた政府への提案や、全国知事会を通した要請の内容等を数多く受け止めていただいたものと捉えております。
特に、地方創生に関しては、地域独自の取組みを強力に支援するため、当初予算における地方創生交付金が倍増となるなど、地方創生をより一層強力に推進するための支援の充実が図られております。
また、防災・減災、国土強靱化に関しては、「流域治水」の加速化・深化、高規格道路等の道路ネットワークの機能強化対策、多様化する災害に対応した治山対策の強化などを推進していくこととされております。併せて、近年全国で相次ぐ大規模自然災害からの復旧・復興事業も盛り込まれており、本県において7月に発生した豪雨災害を受けて政府に要請した、中小・小規模事業者等への支援等も含まれております。
県としましても、県民の皆様の安全・安心を確保するため、引き続き防災・減災、国土強靱化対策の予算を積極的に活用していくほか、県民の安定的な日常生活を一日も早く取り戻すため、県内市町村と連携して、災害からの復旧・復興に全力を挙げて取り組んでまいります。
こども・子育てに関しては、1歳児に対する保育士の配置を手厚くする保育所等を対象とした加算措置が設けられたほか、保育士及び幼稚園教諭の人件費の基準の抜本的な引上げが盛り込まれており、安全で質の高い保育の実現に向け、保育士及び幼稚園教諭の処遇改善の取組みが図られたものと評価しております。こども家庭庁には、「こども・子育て支援加速化プラン」に掲げる各種施策の早期実現と、地方自治体の取組みに対する支援の充実を期待しております。
引き続き情報収集に努めるとともに、「第4次山形県総合発展計画」の基本目標である「人と自然がいきいきと調和し、真の豊かさと幸せを実感できる山形」の実現に向けて、しっかりと取り組んでまいります。
令和6年12月27日