更新日:2019年8月23日

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山形県の地域医療について

ご意見

山形県ホームページ「県民の生の声コーナー」で、山形県が、人手不足、若者の流出、高齢化等の問題を抱えていることを知りました。これらは、地域医療のあり方に起因するところが大きいと考えています。この問題を解決するため、次の2点を提案します。
?医師の診療上の法令順守及び診療における知識・能力・意欲の向上
?山形県立の医学部を創設するなど、県内に医師が留まるような仕組みを設けること(2019-07-16)

県の取組状況

医師の法令順守につきましては、県では、各医療機関や関係団体に対して、医療関連法令や制度を随時周知するとともに、定期的に実施している立入検査等において違反が確認された場合は適宜指導を行っています。
一方、医師の知識や能力については、医師自らが学会や研修会等を通じて研さんを積むことが大切と考えていますが、県からは、厚生労働省からの通知や研修案内などについて、医師会や各医療機関を通じて幅広く情報提供しています。
また、本県では、医師修学資金貸与制度(県内病院等への一定期間勤務等を満たせば返還免除)や、医学部卒業後における県内病院での臨床研修や専門医研修実施への支援等、医師の県内定着のための施策を総合的に展開しています。これらの施策は、本県唯一の医師養成機関である山形大学医学部及び県立中央病院をはじめとする県内各地域の中核病院等との連携のもと、推進しているところです。
県としては、人口減少と高齢化が進む中、県民の皆様が安心して住み続けることのできる山形県づくりに向けて、今後とも市町村や関係団体と共に、提供医療の質の確保や医療・介護を切れ目なく提供できる体制構築の推進に努めてまいります。 (2019-08-23 実施中・実施済)

( 健康福祉部 地域医療対策課 )