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更新日:2022年9月22日

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感染症対策と子どもたちの心のケアについて

ご意見

 子どもの話では、夏休み明け、先生たちのマスク指導がより強くなったと感じており、ハラスメントではないかと感じる指導の仕方をしている先生がいるとのことです。
 子どもたちに感染症対策を強いるのはやめてください。子どもは我慢の限界を超えています。県全体で子どもと親にアンケートを取るなどして実態を把握してください。また、新型コロナに感染した後はマスクは不要だとはっきりアナウンスしてください。(2022年9月7日)(他同種意見有)

県の取組状況

 山形県教育委員会では、学校教育活動において、新型コロナウイルス感染症の感染及びその拡大のリスクを可能な限り低減し、感染防止対策と学びの保障の両立を図るために、文部科学省の示す衛生管理マニュアルなどに基づき、児童生徒及び教職員等は、身体的距離が十分とれない時はマスクを着用することとしています。このマスクの着用の考え方は、新型コロナウイルスに感染後、療養期間が終了した方も同様です。
 また、身体的な理由等により着用が困難な児童生徒は、マスク着用以外の方法で予防対策を講じています。 
 ただし、基本的な感染症対策を徹底しながら、十分な身体的距離が確保できる場合や暑さ指数が高い日など熱中症等の健康被害が発生するおそれがある場合、体育の授業などについては、文部科学省の指針等を踏まえ、マスクの着用は不要とし、各学校では「学校におけるマスクの着用」に関するリーフレットを活用しながら、状況に応じたマスクの着用について、児童生徒に周知しています。
 コロナ禍の中、児童生徒も制限のある生活により、様々な不安やストレスを抱えていると捉えています。各学校では、県教育委員会から年2回の実施を依頼しているいじめに関するアンケートに加え、学校独自のアンケートや面談を実施し、児童生徒が学校生活で抱える不安等について把握に努めています。これらのアンケートや面談等を踏まえ、必要に応じてスクールカウンセラー等の支援が受けられる体制を整えています。
 県教育委員会としては、現在、第7波による新規感染者が高止まりの状況が続いていますので、引き続き政府の示す方針等を踏まえつつ、気候の状況、活動場所、内容等に応じた基本的な感染防止対策を徹底し、日常の健康観察など保護者にも御協力いただきながら、市町村教育委員会や各学校等とともに、児童生徒の心身の健康状態に十分配慮した教育活動に取り組んでまいります。(2022年9月20日実施中・実施済)

( 教育庁 義務教育課、スポーツ保健課 )