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更新日:2023年8月23日

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山形県の内水面(鮎の遊漁)について

ご意見

 山形県の河川は近年アユが減っている印象を受けます。
こうした状況の中でも、県内河川には県内外から多くの釣り人が集まっており、中には遊漁券を購入しない人がいます。また、地元住民が投網でアユを捕獲しており、釣り人ともめている姿も見かけます。
 これらを総合的に見て、アユや渓流魚の網による漁獲を全て禁止にしてはどうでしょうか。
 さらに投網をしている地元の人には遊漁券不所持の取締を実施してもらい、その対価を支払ってはどうでしょうか。(2023年8月1日)

県の取組状況

 内水面の資源管理については、漁業法、水産資源保護法、山形県漁業調整規則並びに県内各内水面漁業協同組合の行使規則及び遊漁規則によって、資源保護に大きな影響がある漁具・漁法や採捕区域等について必要な制限を課しています。
 また、漁業権者である内水面漁業協同組合には水産動植物の増殖義務が定められ、アユや渓流魚の放流等を行っているところですが、河川におけるアユの資源量については、天然のアユの遡上数の変動によるところが大きいと考えられています。
 ご意見のありましたアユや渓流魚の網による採捕については、各内水面漁業協同組合が遊漁規則及び行使規則で遊漁の期間や漁具・漁法について定めるなど適正に管理されていることから、これらを全面的に禁止することは、現状では検討していませんが、県として、引き続き資源の状況を注視し、関係団体と連携して、資源の維持に努めてまいります。
 また、遊漁券の不所持については、県では漁業監視員を委嘱し漁業に関する違反行為の防止にあたるとともに、遊漁に関するルールをまとめた小冊子「釣りのルールとマナー」を配布し、今後ともルールを守った適切な遊漁となるよう引き続き啓発に努めてまいります。(2023年8月9日対応困難)

( 農林水産部 水産振興課 )