学校の熱中症防止に向けた対策について

ご意見

　私の通う県立高校では、原則として登下校時は制服です。中学校のときは気温に応じて体育着での登下校がありましたが、高校でも取り入れるべきではないでしょうか。また、気温が高い時は、一人一台端末を利用した自宅学習を実施するなどの配慮が必要ではないでしょうか。登下校は暑いし、教室のエアコンは効かないし、改善してほしいです。 (2023年8月23日)（他同種意見有）

県の取組状況

　県教育委員会では、熱中症事故の防止について複数回にわたり県立学校や市町村教育委員会に対して通知等で注意喚起しているところです。登下校時は、涼しい服装や帽子の着用、適切な水分補給等について児童生徒に指導するとともに、保護者に対しても熱中症対策について注意喚起を行い、連携を図りながら事故防止に努めています。
　また、一人一台端末を利用した自宅学習については、感染症による学級閉鎖や降雪による交通機関の不通等が発生した場合、それぞれの高校の実情にあわせて実施しています。さらに、エアコンの使用に関しては、文部科学省が定める学校環境衛生基準において、教室等の温度は、18℃～28℃が望ましいとされていることから、基準を踏まえた環境下で学習活動が行われるよう、各学校の状況に応じた適切な使用を、各学校に指導しています。
　県教育委員会としては、児童生徒の安全安心を最優先に、学校生活を送れるよう努めてまいります。 (2023年8月28日実施中・実施済)

（ 教育局 高校教育課、 スポーツ保健課 ）