更新日:2023年9月28日

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新幹線の庄内延伸について

ご意見

 関東から新潟を経由して庄内まで帰ると、関東から新潟まで行く時間より、新潟から鶴岡まで行く時間の方が長くなります。新潟から庄内地方まで、新幹線を延ばしてほしいです。(2023年8月25日)

県の取組状況

 新潟県から庄内地方へ向かう新幹線については、昭和48年に政府の基本計画に位置づけられた羽越新幹線の路線計画の中で、富山市を起点とし、新潟市、秋田市を経由し、青森市を終点とするルートが示されています。
 羽越新幹線は、太平洋側と比べ歴然とした格差のある日本海側の地方創生の実現及び国土全体のリダンダンシー機能※の確保という観点から、県ではその整備が不可欠であると考えています。
 このため、県では、青森・秋田・新潟・富山の沿線各県と「羽越新幹線建設促進同盟会」を組織し、羽越新幹線の早期実現に向けて政府等に対する働きかけや地域における機運醸成に取り組んでいます。令和3年6月には、奥羽新幹線の沿線県である福島県も加えた6県合同プロジェクトチームが羽越・奥羽新幹線の整備効果等に係る調査結果を取りまとめ、費用便益比(B/C)が「1」を上回るという結果が得られるなど、羽越・奥羽新幹線整備の妥当性や意義を確認したところです。
 県としては、プロジェクトチームの調査結果も活用しながら、引き続き羽越新幹線の早期実現に向けた機運醸成や政府への要望活動等に取り組んでまいります。(2023年9月21日実施中・実施済)

※リダンダンシー機能:自然災害等による障害発生時に、一部の区間の途絶や一部施設の破壊が全体の機能不全につながらないように、予め交通ネットワークやライフライン施設を多重化したり、予備の手段を用意すること

( みらい企画創造部 総合交通政策課 )