更新日:2023年9月19日

ここから本文です。

後発医薬品の供給について

ご意見

 管理薬剤師をしていますが、後発医薬品の搬入がメーカーの都合で延期、販売中止によくなるため、患者様から「また変わるのか」と怒られます。 
 県では後発医薬品使用を推進し、製薬企業に立入検査をしていますが、品質だけでなく安定供給もみているのでしょうか。また、これらの問題があった時に即座に対応できるのでしょうか。
 県民に後発医薬品の供給についての県の方針をきちんと説明してほしいです。(2023年8月28日)

県の取組状況

 医薬品の安全な供給について、県では、県内の医薬品製造施設への定期的な監視指導により、その品質、有効性及び安全性について確認を行っているところです。
 また、後発医薬品の使用促進については、「山形県ジェネリック医薬品安心使用促進協議会」を組織し、毎年、「ジェネリック医薬品安心使用促進計画」を定めるなど、その拡充に努めてきました。その結果、本県では、令和元年度以降、国が定めた目標である後発医薬品の使用割合(数量ベース)80%以上を継続して達成している状況となっています。
 特定の医薬品の生産数量は、製造メーカーの生産計画によるところが大きいものと考えていますが、万が一にも本県の医薬品製造施設の不適切な製造に起因する供給不足が発生することがないよう、今後とも、県内の医薬品製造施設に対し適切な監視指導を実施し、製造される医薬品の品質、安全性及び有効性の確認を行っていきたいと考えています。(2023年9月12日実施中・実施済)

( 健康福祉部 健康福祉企画課 )