米坂線の復旧について

ご意見

　米坂線に並行する形で道路整備が進められているところもある中で、米坂線の復旧は必要なのでしょうか。高速バス等で代替できないのでしょうか。 (2023年9月11日)

県の取組状況

　米坂線は、沿線地域にとって、通学・通勤などの地域の生活を支える、不可欠な交通機関であるとともに、山形県と新潟県の広域的な観光・交流ネットワークを形成する重要な路線です。
　こうした中、米坂線は令和4年8月の豪雨で被害を受け、現在今泉駅～坂町駅間で代行バスによる運行となっています。
　米坂線は、高校生の通学の移動手段としても大切な路線ですが、列車に比べ、代行バスでは朝の出発時間が早まったり、到着に時間がかかったり、不便な状況となっています。
　これまで沿線市町村の皆様から、一日も早い復旧を求める声をお聞きし、県としても新潟県や沿線市町村と一緒に、機会を捉え、JR東日本に対し早期復旧を求めるとともに、政府に対しても要望してきたところです。
　このたび、9月8日にJR東日本、山形・新潟両県、沿線市町村が一堂に会した「JR米坂線復旧検討会議」が開催され、復旧に向けて引き続き話し合いを継続していくこととなりました。
　県としては、米坂線は災害で被害を受けたものであり、鉄道として復旧することが必要であると考えています。引き続き、新潟県や沿線市町村と連携して、早期復旧に向けて取り組んでまいりますので、ご理解をお願いします。 (2023年9月22日その他)

（ みらい企画創造部 総合交通政策課 ）