ホーム > 県政情報 > 情報公開・広報・広聴 > 広聴 > 県民の生の声コーナー > 2025年 > 10月 > 有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)の指針値(暫定)について
更新日:2025年10月28日
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環境省が公表した令和5年度のPFOS及びPFOAの水質測定結果について、山形市で指針値(暫定)(合算で50ng/L)を超過している地点があります。県として、主に水道水の対策はどのようにする方針ですか。(2025年10月14日)
PFOS及びPFOAについては、環境省で、令和6年11月に対応の手引きを示し、公共用水域及び地下水のモニタリングを実施し、指針値(暫定)を超えて検出された場合には、井戸などの設置者などに対して、飲用として使用する場合は、水道水の利用を促すなど適切なリスク管理対策をとることとされています。
県では、県内の公共用水域及び地下水におけるPFOS及びPFOAの状況を把握するため、令和3年度から調査を実施し、結果を公表しています。また、中核市である山形市においても同様に調査を実施し、結果を公表しています。
環境省が公表した令和5年度の山形市の水質測定結果のうち、指針値(暫定)の超過があったのは地下水についてであり、水道水の値は超過していません。
県内の水道で供給される水については、令和6年度に県内水道事業者において、PFOS及びPFOAの水質検査を実施しており、全ての水道施設において、暫定目標値を超過していないことを確認しています。
また、水道事業者においては、水道法で定められている項目について、定期的な水質検査が義務づけられており、供給される水は基準値を満たすものとなっています。PFOS及びPFOAについても、令和8年4月から水質基準項目に追加され、水道検査の実施と水質基準の遵守が義務づけられます。
県としては、水道水並びに公共用水域及び地下水について、継続的にモニタリングを実施することにより適切に検出状況の推移を把握するとともに、今後とも安全・安心な水を県民に提供できるよう努めてまいります。(2025年10月28日実施中・実施済)