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更新日:2025年5月26日
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秋田県で風力発電の羽根が落下する事故がありました。遊佐町沖洋上風力発電は、台風、地震、津波などが想定され、再考すべきだと思います。事故が起きてからでは、取り返しがつかないと思います。 (2025年5月7日)
今回の秋田市で発生しました事故への県の対応としては、事故発生当日に今回の事故と同一メーカー製の風車を使用している県内の発電事業者に対し、注意喚起を行っており、事故を受けた緊急点検などにおいて、各事業者とも異常がないことを確認しています。
風力発電事業を管轄する経済産業省でも、事故後直ちに風車の設置者に対し、事故原因の究明及び再発防止策の策定などを指示し、原因究明を踏まえて、必要な安全対策の検討を進めていくと伺っているところです。
遊佐町沖で予定している洋上風力発電事業については、これまで地区ごとの住民説明会での意見交換や、地域住民等の関係者からなる遊佐部会、国や県、町、漁業者などの関係者で構成する協議会で議論を重ね、最終的には協議会の「意見とりまとめ」という形で地域の合意形成がなされています。この「意見とりまとめ」では、地域の方々からの、地震、津波などの自然災害に対する安全性を懸念するご意見を踏まえ、発電事業者に対し、当地において想定される地震、落雷及び台風などに対して十分な安全性を確保できるよう洋上風力発電設備などを設計・建設すること、地域住民からの不安の声が示される場合には、その払拭に向け必要な措置を検討し、丁寧な説明を行うよう求めているところです。
県としては、管轄する経済産業省の今回の事故を受けた今後の対応も踏まえながら、引き続き各事業者に対して、安全管理の徹底と地域の方々への丁寧な説明を求めてまいりたいと考えています。 (2025年5月21日実施中・実施済)