ホーム > 県政情報 > 情報公開・広報・広聴 > 広聴 > 県民の生の声コーナー > 2025年 > 5月 > 庄内浜の地魚事情について
更新日:2025年5月20日
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鶴岡市のお店で地魚の刺身、煮付け、焼き物を堪能してきましたが、地魚を提供するお店は少ないです。県では、地魚が未利用魚と認定されたため、市場に出せなくなったと聞きました。庄内浜のお魚を大切にする施策を望みます。(2025年5月8日)
庄内浜では、豊富な魚介類が水揚げされる一方で、近年では漁獲量が減少している状況となっています。
こうした状況を踏まえ、漁獲した水産資源を有効に活用し、水産業を持続可能な産業として維持していくため、庄内浜の魚の利用拡大に取り組んでいます。
平成28年5月に漁業者をはじめ、流通関係者や行政等で構成する「庄内浜の魚消費拡大総合プロジェクト推進本部」を立ち上げ、庄内浜の魚を味わっていただく取組みを関係者一丸となって推進しています。
また、県では特定の魚介類を「未利用魚」に認定するということは行っていません。一般的に、「未利用魚」は、家庭や飲食店で利用されていない魚介類を意味する言葉ですが、これらの魚介類は市場に出しても価値がつかないため、通常、すぐに海に戻されてしまいます。こうしたことから、県では、新たな価値を創出するため、「未利用魚」の試験研究や加工品開発支援を実施し、庄内浜の魚のさらなる活用を促進しています。(2025年5月16日実施中・実施済)