更新日:2025年8月25日

ここから本文です。

クマの駆除について

ご意見

 山形市内のクマの出没について、なぜ銃ではなく、麻酔銃による駆除だったのでしょうか。怖いのでとにかく駆除してほしいのですが、県はどのような考えの元に対応しているのでしょうか。 (2025年7月25日)

県の取組状況

 クマの出没に対しては、市町村が主体となり対応することになりますが、市町村では、出没した現場の状況や緊急度などを検討のうえ対応しているところです。
 そのなかで、住宅が集合している地域では鳥獣保護管理法により銃の使用が禁止されていることを踏まえ、近隣住民の安全を確保するための手段として、麻酔銃による対応も重要な選択肢の一つであると考えています。
 なお、今般、鳥獣保護管理法が改正され、9月1日より、市町村長の判断で安全確保等の措置を行ったうえで、住宅集合地域等におけるクマに対する銃の使用(緊急銃猟)が可能となります。
 県としては、クマの通り道となるやぶの刈払いや、庭先の柿の木など、誘引の元となる不要果樹の伐採に対する補助を実施し、クマの出没を抑制する取組みを進めるとともに、法改正による緊急銃猟を踏まえたクマ出没時の対応指針を示すなど、クマが出没した際に市町村が円滑に対応できるよう支援してまいります。 (2025年8月20日実施中・実施済)

( 環境エネルギー部 みどり自然課 )