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更新日:2025年8月22日

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メガソーラーパネル・風力発電について

ご意見

 この頃、北海道や他県での山々を切り拓いて建設されたメガソーラーの光景を目にすることが増え、大変心が痛みます。私は生まれてからずっと山形に住んでいますが、この地のよいところは、どの方向を見ても山が見える、少し郊外に出れば緑だらけというこの景観です。
 メガソーラーや風力発電が及ぼす恩恵もあるかもしれませんが、数百年の厳しい環境下にも負けず生命を繋ぎ続けている山々を、この素晴らしい景観を、人工物で損なわないでください。 (2025年7月28日)(他同種意見1件)

県の取組状況

 年々深刻化する夏の酷暑や繰り返し見舞われている豪雨災害に直面する中で、県民の安全安心な暮らしを守っていくためには、気候変動対策は待ったなしの状況です。県では、カーボンニュートラル社会の実現を目指し、太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーの導入拡大を進めているところです。
 再エネの導入については、地域の理解や自然環境などとの調和が大前提であると考えており、「山形県再生可能エネルギーと地域の自然環境、歴史・文化的環境等との調和に関する条例」を令和4年4月から全国に先駆けて施行し、発電事業者と地域住民が、再エネ発電事業の計画初期段階から、十分にコミュニケーションを取って事業を進めていくことで、地域や自然環境との共生が図られた再エネの導入を目指しています。
 また、大規模な発電事業については、環境影響評価法や県環境影響評価条例に定める手続きに従って、景観など、環境の保全の見地からの県としての意見を事業者に述べることとしています。
 県としては、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、引き続き、再エネの導入拡大を進めていく必要があると考えており、その際は、自然環境や景観等と調和を図り、地元住民や関係の皆様のご理解をいただいた上で進めていきたいと考えています。 (2025年8月19日実施中・実施済)

( 環境エネルギー部 エネルギー政策推進課 )