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更新日:2025年10月7日

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赤字となっている鉄道路線のサポートと魅力発信について

ご意見

 JR東日本が地方路線の鉄道事業で収益を生み出していくということは、それだけ関係人口の増加や観光地の収益増加ということを意味し、十分な公益性も見込まれるので、補助金による「コストの補填」だけでなく「収益性の確保」という観点からもサポートを行っていくべきと考えます。
 鉄道路線と周辺観光資源、地域経済がうまくかみ合うあり方を山形県の方からも積極的に提案・サポートしていくのはどうでしょうか。(2025年9月24日)

県の取組状況

 山形県が事務局を務めている「やまがた鉄道沿線活性化プロジェクト推進協議会」では、鉄道の利用拡大と地域の活性化を目的として、様々な取組を推進しているところです。
 同協議会は、県内自治体をはじめとした行政機関、商工観光団体、JR東日本を含む鉄道事業者で組織しており、鉄道沿線活性化に向けた情報共有を図るとともに、関係者が連携して方策の検討・実施に取り組む体制を構築しています。
 また、同協議会では、「やまがた鉄道沿線活性化助成金」制度を設けており、駅前でのイベントの拡充や集客施設の整備、企画列車の運行、鉄道沿線資源を活用したツアー企画の実施などに対しても支援を行っているところです。
 さらに、県内の公共交通や鉄道沿線活性化の総合的な情報をわかりやすく提供するポータルサイト「のってぐやまがた」を、本年3月26日にオープンしました。山形県内の鉄道の魅力や駅からの二次交通情報などを発信することで、鉄道を身近に感じてもらい、県内外の多くの方々に利用してもらえるよう展開しているところです。
 これからも、さらなる鉄道利用の拡大、地域の活性化に向けて、関係者一丸となって取り組んでまいります。 (2025年10月3日その他)

( みらい企画創造部 総合交通政策課 )