更新日:2025年9月10日

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令和7年度 地域おこし協力隊出口設計ミーティングを開催しました

山形県では、隊員の任期後に向けた不安の解消を目指して、協力隊経験者(OBOG)を招いた出口設計ミーティングを開催しています。

隊員がOBOGの方々から経験談を直接聞くことができるこのミーティングは、現役隊員とOBOGのつながりづくりの場にもなっています。

令和7年度は、8月28日@村山市、9月2日@庄内町、9月4日@南陽市で開催し、延べ35名の隊員・OBOGにご参加いただきました!

研修の様子

講師

 

講師は、ご自身も元中山町の地域おこし協力隊をされていた伊藤一之さん。2023年まで活動され、任期後は地域振興会社「FURUSATOの未来」を設立されました。

現在は地域商品開発や中間支援、協力隊のサポート事業に携わっていらっしゃいます。

 

 

 

講義の中では、

・協力隊は起業のイメージがつきがちだが、任期後は就職や兼業も多いこと

・任期中の信頼貯金が、任期後につながる。そのためには行政や地域との普段からのコミュニケーション(相互理解)が欠かせないこと

・地域もミッションも得意分野も人それぞれなので、周りと比べずにオンリーワンを目指すべき

 そのためには自分の考えややりたいこと、得意なことを整理・言語化して、自分をちゃんと知ることが大切

などなど、活動する上で大切なポイントをお話いただきました。

 

トーク

とーく2

OBOGの方々にもグループに入っていただき、疑問や悩みに答えていただきました。

「任期後の準備と、協力隊としての活動のバランスは?」「任期中やっておいた方がよいことは?」「行政って新しいことに否定的じゃない?」などなど…

OBOGの皆さんが特に大事にされていたのは「人脈づくり」「いろんな人と仲良くしておくこと」。

みなさん現役時代に活動されていた地域と今もつながりを持ち続けていることも印象的でした。

 

前向きなことだけでなく、隊員の上手くいかないことや不安にも、経験と共感で応えていただいた伊藤先生、OBOGのみなさま、そしてご参加いただいた隊員の皆様、ありがとうございました!

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