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更新日:2022年12月15日
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山形県のブナの森林面積は約15万haで、県の森林面積の約22%を占めており、天然のブナ林は日本一の面積を誇っております。
その森林は、野生生物にとって大切な生息の場であり、ブナの実は野生生物の食料源として大きな役割を果たしています。また、ブナの実は数年に一度程度の周期で、広い範囲で一斉に実を結ぶ性質をもっていますが、詳しい仕組みなど不明な点が多くあります。県では、やまがた緑環境税を活用して、森林の生態系の変化や野生動物の生息に影響を与えると考えられるブナの豊凶調査(豊凶予測・豊凶結果)を行っています。
ブナの豊凶予測は、春先にブナの雄花が落下する性質を利用して、雄花の数から雌花の数を推定し、推定した雌花の数により実りの豊凶について判定しています。なお、この豊凶予測は、平成27年度まで行った山形大学農学部との共同研究の研究結果(山形県方式)を元に作成しております。
令和4年度のブナの実の豊凶予測は、豊作5か所、並作7か所、凶作2か所で、全体的に見て、並作以上と予測されます。
詳細は、下記のファイルを御覧ください。
豊凶予測の詳細:令和4年度の豊凶予測について(PDF:3,371KB)
令和4年度のブナの豊凶結果は、豊作2か所、並作5か所、凶作8か所となりました。
豊凶予測と比較すると、全体的に実成りが少ない結果でした。
詳細は、下記のファイルを御覧ください。
豊凶結果の詳細:令和4年度の豊凶結果について(PDF:499KB)
令和3年度に調査したブナの豊凶予測及びブナの豊凶結果については、下記のファイルを御覧ください。
平成15年度から令和4年度まで行われた調査の豊凶結果については、下記のファイルを御覧ください。
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