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更新日:2023年5月18日
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1コロナ後遺症について
(1)コロナ後遺症とは
(2)コロナ後遺症の症状について
(3)コロナ後遺症のQ&Aについて
2コロナ後遺症の診療体制について(4月27日更新)
(1)コロナ後遺症診療の流れ
(2)コロナ後遺症診療可能診療所について(地域別・診療科別)
(3)コロナ後遺症診療可能診療所の募集について
(4)コロナ後遺症コールセンターについて
3コロナ後遺症の実態調査結果について
(1)令和4年12月公表調査結果
(2)令和4年6月公表調査結果
(参考)医療機関向け後遺症オンラインセミナー(東京iCDC後遺症タスクフォース主催)のご紹介
新型コロナ感染症による罹患後症状(以下、後遺症という。)とは、新型コロナウイルスに罹患した人に見られ、少なくとも2カ月以上持続し、また、他の疾患による症状として説明がつかないものとなります。
(厚生労働省新型コロナウイルス感染症診療の手引き(別冊罹患後症状のマネジメント第2.0版より))(PDF:2,398KB)
代表的な後遺症として、厚生労働省の新型コロナウイルス感染症診療の手引き第2.0版によると以下の症状が示されています。
倦怠感、疲労感・関節痛・筋肉痛・咳・喀痰・息切れ・胸痛・脱毛・記憶障害・集中力低下
頭痛・抑うつ・嗅覚障害・味覚障害・動悸・下痢・腹痛・睡眠障害・筋力低下
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)に関するQ&Aは、厚生労働省のホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
新型コロナ後遺症の診療体制について、診療所が経過観察や対症療法を行い、必要に応じ協力医療機関に紹介を行う体制を構築することといたしました。
後遺症については、発生のメカニズムは解明されておらず、現時点では確立された治療法がないため、医療機関を受診される場合は、症状に応じた対症療法が基本となっております。
また、その症状は、特別な治療方法を要さない軽度のものから、長期にわたるサポートを必要とするものまで様々であることから、まずはかかりつけ医にご相談下さい。
かかりつけ医がない場合は、以下の後遺症診療可能診療所を参考に受診をご検討ください。なお、診療可能診療所が精密検査等が必要と判断した場合、協力医療機関を案内致します。
(後遺症診療可能診療所は事前の予約等が必要な場合がありますので、一覧を必ずご確認下さい。)
1.後遺症の症状がある方は、かかりつけ医を受診。かかりつけ医が無い場合、県HPに掲載している後遺症診療可能診療所を受診
※コールセンターを設け電話での問い合わせにも対応し紹介
2.高度な医療・検査機器が必要な場合など、診療所(一次診療)で対応できない場合、協力医療機関1.(二次診療)に紹介
3.精密検査や専門的な診療を行い症状が一定程度落ち着いた場合、紹介してきた診療所にその後の経過観察等を依頼(逆紹介)
4.協力医療機関1.で対応困難な事案がある場合は、協力医療機関2.(三次診療)に紹介
(事前の予約等が必要な場合がありますので、一覧を必ずご確認下さい。)
山形市、寒河江市、上山市、村山市、天童市、東根市、 尾花沢市、山辺町、中山町、河北町、西川町、朝日町、大江町、 大石田町 |
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新庄市、金山町、最上町、舟形町、真室川町、大蔵村、鮭川村、 戸沢村 |
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置賜地域(PDF:89KB) |
米沢市、長井市、南陽市、高畠町、川西町、小国町、白鷹町、 飯豊町 |
庄内地域(PDF:335KB) | 鶴岡市、酒田市、三川町、庄内町、遊佐町 |
診療科 | 主な症状 |
内科(PDF:106KB) | 動悸・息切れ、頭痛、発熱、倦怠感など |
呼吸器内科(PDF:94KB) | 咳、呼吸困難、息切れ、胸痛など |
耳鼻咽喉科(PDF:436KB) | 嗅覚障害、味覚障害、めまいなど |
神経内科(PDF:307KB) | 頭痛、倦怠感、集中力の低下など |
精神科(PDF:73KB) | 気力の低下、不安感など |
皮膚科(PDF:193KB) | 脱毛など |
小児科(PDF:157KB) | 倦怠感、息切れ、ふらつきなど |
その他(循環器内科など)(PDF:199KB) |
県内の医療機関でコロナ後遺症診療可能診療所として、ご登録いただける方は、以下の登録様式に必要事項をご記入いただき、コロナ収束総合対策室までお申し込みください。
受診する診療科についてお悩みの方などは、新型コロナ総合コールセンターで症状や体調についてお話をお伺いし、相談内容をもとに医療機関の紹介などを行います。
電話番号TEL0120-567-690(24時間受付)
本県におけるオミクロン株の後遺症や継続期間等について、その状況を明らかにするとともに、6月に公表した実態調査のフォローアップ調査により、症状の変化や継続状況を把握するため実態調査を実施しました。アンケートにご協力いただきました県民の皆様、県内医療機関の皆様、ありがとうございました。
令和4年11月7日~11月24日
【1】県内医療機関から後遺症で受診している方の状況についてメールで回答
【2】県ホームページから対象となる方が直接回答
【3】6月に公表した実態調査で症例報告があった医療機関から、その後の状況についてメールで回答
【1】【2】オミクロン株による感染拡大以降(令和4年1月以降)から9月24日までに新型コロナウイルス感染症に罹患した方
【3】6月に公表した実態調査で症例報告があった方
【1】137医療機関(うち20医療機関から症例報告58人)
【2】県ホームページから直接回答があったうち、有効回答数249人
【3】16医療機関(症例報告75人)
新型コロナウイルス感染症罹患後症状(後遺症)実態調査に関する報告(PDF:4,638KB)
当該調査結果は、調査対象のうち回答があったものを集計等したものであり、また、【2】は、医師の診断によらない対象者の自覚症状に基づくものであることから、実際の感染者の状況と回答者の性別や年齢構成に偏りが生じている可能性があります。
県内の新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)を訴える患者の実態を把握するため、県内の医療機関を対象にアンケートを実施しました。アンケートにご協力いただきました県内医療機関の皆様、ありがとうございました。
令和4年4月18日~5月30日
インターネットの県のアンケートフォームまたは電子メールにより回答
回答医療機関89件
症例報告数75人
新型コロナウイルス感染症罹患後症状(後遺症)実態調査に関する報告(PDF:2,577KB)
本研修会では、後遺症の現状や効果的な治療方法等について情報を提供しています。当日の研修内容は、動画で閲覧可能ですので、是非御覧ください。
医療従事者等の皆様にコロナ後遺症についての理解を深めていただくため、東京都で5,000人を超えるコロナ後遺症の診療実績があり、全国各地で多数の講演実績のあるヒラハタクリニック院長平畑光一先生を講師に迎え、後遺症の現状や効果的な治療方法等について紹介していただきました。
講演名:「コロナ後遺症の症状と一般的な対症療法」
講師:ヒラハタクリニック院長平畑光一先生
研修会の様子は、こちら(外部サイトへリンク)からご覧いただけます。
第2回目となる研修会では、医療従事者等の皆様にコロナ後遺症への対応力向上を目的とし、平畑先生からこれまで行ってきた具体的な診察、治療法について紹介していただきました。
講演名:「本当に明日から診るための『実際の診察・治療方法』」
講師:ヒラハタクリニック院長平畑光一先生
研修会の様子は、こちら(外部サイトへリンク)からご覧いただけます。
東京iCDC後遺症タスクフォースでは、医療従事者等の皆様に新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)の実態や診療についての理解を深めていただくため、オンラインセミナーの動画を公開しております。
こちら(東京都福祉保健局HP)(外部サイトへリンク)からご覧いただけますので、コロナ後遺症の診療の参考としてください。
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