更新日:2020年9月28日

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性器クラミジア感染症について

1 性器クラミジア感染症とは

性器クラミジア感染症は、クラミジア・トラコマティスという病原体の感染により起こります。

日本では感染者数が一番多いSTD(性病)です。感染者数は100万人以上といわれ、特に10代後半から20代にかけて増加しています。

感染していても、症状を感じないことも多く、気づかないままパートナーへうつしてしまうことがあります。

女性の場合、不妊症や子宮外妊娠の原因となります。

2 症状と経過

感染してから1~3週間で症状が出現します。

症状例
男性 女性
  • 症状のある人は50%くらい。
  • 排尿したときのかるい痛み。
  • 尿道から膿が出たり、かゆくなったりする。
  • 不妊の原因になることもある。
  • 症状はほとんどなく、感染初期におりものの増加やかるい下腹部痛がある程度。
  • 進行すると、不正出血や性交時にかるい痛みを感じることもある。

放っておくと・・・

  • 男性:精巣上体炎や慢性前立腺炎などをおこします。
  • 女性:感染が卵管・骨盤内に広がると骨盤内感染症を起こし、卵管がつまり、不妊症や子宮外妊娠の原因になることがあります。
    また、未治療のまま出産すると、母子感染により新生児に結膜炎や肺炎などの影響がでます。

3 感染経路

感染者との粘膜同士の接触や、精液、膣分泌液を介して感染します。膣性交だけでなく、アナルセックス(肛門性交)やオーラルセックス(口腔性交)によっても感染します。オーラルセックスでは、咽喉(のど)にも感染し腫れや痛みを引き起こすこともありますが、症状が出ないことが多いようです。

感染力が強いので、クラミジアに感染している人とセックスした場合、70%以上の確率で感染します。

4 検査

性器クラミジアに感染したかどうかは、尿や性器からの分泌液による抗原検査や血液検査(抗体検査)で判断します。どの医療機関でも検査は可能です。

村山保健所では、匿名・無料で血液検査(抗体検査)をおこなっています。感染初期は、感染していても陽性反応が出ないことがありますので、感染機会があってから1か月以降に検査を受けましょう。結果が判明するまで1週間かかりますので、後日もう一度来所してください。

クラミジアに感染していたとわかった場合は、周囲で感染の可能性がある方(パートナー等)にも検査を受けてもらい、必要に応じて、一緒に治療を行うことが重要です。

5 治療

クラミジアに効果のある抗生剤を、1日~1週間程度内服します。内服終了から2~3週間後に検査を行い、クラミジアが陰性になっていることを確認できたら治療終了です。

セックスパートナーも感染していることがほとんどです。パートナーと一緒に検査や治療を受けましょう。

6 予防

男女ともに、無症状の感染者が多数存在するため、性交渉の際にコンドームを使用することが感染拡大を防止するもっとも有効な方法です。陰部以外の粘膜の接触から感染することもあるので、100%予防することをできません。何らかの症状があるときには、すぐに医療機関を受診しましょう。

性感染症・肝炎個別相談・検査のご案内

村山保健所では、「無料・匿名」で性器クラミジア感染症の検査を実施しています。

また、同時にHIV、梅毒、B型・C型肝炎ウイルス検査も受けることができます。

お問い合わせ

村山総合支庁保健福祉環境部保健企画課 

住所:〒990-0031 山形市十日町一丁目6-6

電話番号:023-627-1100(総合案内)

ファックス番号:023-627-1126