更新日:2024年7月17日

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林道二口線の紹介と交通情報

 

林道二口線

二口線からの眺望林道二口線は、二口峠を越えて山形県から宮城県側に通じる林道です。古くは最上街道又は二口街道と呼ばれ、県内では、南から山中七ヶ宿越え、笹谷峠越えに続く三番目の峠越え街道であり、山形・宮城間の交通・交易の要路として栄えた街道です。
昭和48年に全線工事完了となりましたが、豪雨や雪解け水などによる路面の被災や法面の崩壊等により、しばしば長期間の通行止めとなることもありました。令和元年8月に、宮城県側の舗装等の工事完成により、約19kmの全線舗装道路となり全線開通となっています。
林道二口線は、森林の適切な管理を進めるための道路としての活用はもとより、観光名所として名高い山形県の山寺から宮城県の秋保温泉を結ぶ最短ルートであり、両県の交流人口の拡大や災害時の代替路等、幅広い役割を担っています。(写真は、林道二口線から山寺、月山方面を望んでいます)

林道二口線の概要

位置:山形市山寺地区~仙台市太白区秋保地区
延長:全延長19,019m(山形県8,963m、宮城県10,056m)
幅員:山形県区間4.0~7.0m(全線舗装)宮城県区間3.6~5.5m(全線舗装)
森林区域:3,379ha(山形県844ha、宮城県2,535ha)

林道二口線の交通情報

山形県側「林道二口線」は、法面改良工事等を行っており、下記のとおり、全線通行止め措置をとっています。

御迷惑をおかけしますが御理解と御協力をお願いします。

〇通行止期間(予定)

(1)起点から高沢馬形ゲート区間:令和6年8月9日まで

(2)高沢馬形ゲートから県境ゲート区間:令和6年10月18日まで

〇その他

天気や工事の進捗等により、通行止期間が変更となる可能性があります。

林道「二口線」山形県側の通行に関する情報(令和6年7月12日現在)(PDF:663KB)

通行に当たっての注意事項

通行可能時期
・宮城県までの通り抜け可能期間は10月下旬から11月上旬を予定しています。
・11月上旬から融雪期までは冬期閉鎖(通行止め)となります。
(冬期閉鎖期間については降雪、融雪状況により判断します。)
・上記期間内でも天気や道路の状況により予告なく通行止めとする場合があります。

通行時の留意事項

林道の規格・構造は、道幅が狭く、カーブが多いため、次の事項を厳守の上、通行してください。
・通行するスピードは時速20km以下としてください。
・幅員が狭いため、マイクロバス以上の大型自動車は通行できません。
・降雨、降雪時には、スリップや落石の危険があります。
・濃霧のときの通行は避けてください。
・見通しの悪い箇所での駐車は避けてください。
・対向車とのすれ違いは、路肩から外れないよう十分注意し、待避所や道幅の広いところで行って下さい。

お問い合わせ

村山総合支庁産業経済部森林整備課 

住所:〒990-2492 山形市鉄砲町二丁目19番68号

電話番号:023-621-8153

ファックス番号:023-621-8158