更新日：2021年12月17日
ここから本文です。
米沢市立病院 青柳杏実 看護師
※所属・職名等は、インタビュー当時（平成28年）の情報を掲載しています。
1. 青柳 杏実（あおやぎ あずみ） 看護師（米沢市立病院）
- 日時
平成28年10月6日（木曜日） 午後5時30分～6時30分 - インタビュアー
置賜保健所 保健企画課 近野睦子
| 近野 | 家族構成を教えてください。 | |
|---|---|---|
| 青柳 | 義父、義母、義弟、夫、長女、長男、次女の 8人家族です。 |
|
| 近野 | 勤務場所はどちらですか？ | |
| 青柳 | これまで地域包括ケア病棟におりましたが、平成28年10月に手術室へ異動になりました。 | |
| 近野 | 出身や、どちらで仕事をされてきたのか教えてください。 | |
| 青柳 | 出身は長井市です。平成18年に、米沢市立病院に就職して今年で10年目です。 | |
| 近野 | 看護師を目指したきっかけを教えてください。 | |
| 青柳 | 母が助産師をしていて、看護師という仕事が身近にありましたし、治療を受ける子どものために、母が点滴ボトルに絵を描く姿などを見てきました。仕事と家庭を両立している母を尊敬していました。 中学生のころ、祖父ががんで亡くなったとき、私はなぜ祖父が検査・入院を繰り返しているのか教えてもらえませんでした。亡くなる状態になるまで、何も知らなかった自分と、何も出来なかった自分に悔しい思いがありました。祖父を家に帰してあげたかったと思っています。 そのときの思いが看護師を目指したきっかけです。 |
|
| 近野 | 米沢で働いてみてどんな感想をお持ちですか？ | |
|---|---|---|
| 青柳 | 人と人とのつながりがあって、あったかいと思います。 周りの人に手助けをしてもらい、私も周りの人へ手助けが自然にできる、そんな環境ができていると感じています。 |
|
| 近野 | 仕事をするうえで、心がけていることは何ですか？ | |
| 青柳 | 病気やけが、誕生や死は、人生の転機だと思います。患者さんの一番苦しいときの思いや、これから病気をかかえて生きていく患者さん、家族の思いをすべて理解はできないかもしれませんが、それでも「理解してあげたい、そばに寄り添って何か手伝えることがあるのではないか」と、いつも耳を傾けることを大切にしています。 病気やけがなどの人生の転機が、決して悪いことばかりではなかったと思ってもらえるように仕事をしていきたいと思っています。 |
|
| 近野 | 趣味やストレス解消法があれば教えてください。 | |
| 青柳 | 子供達とたくさん遊んで、一緒にお昼寝することですね。 | |
| 近野 | ワークライフバランスを保つために心がけていることはありますか？ | |
| 青柳 | 仕事の時は仕事に集中しているので、子供達のことは家族にお願いしています。そのぶん休日は、子供達との関わりを大切にして、メリハリのあるように心がけています。 | |
| 近野 | 将来置賜地域で働こうかなと思っている中高生や看護学生さんにメッセージをお願いします。 | |
| 青柳 | 地元で働くということは、”人と人との出会いやつながりを大切にできる”というのが魅力だと思います。その出会いやつながりはずっと続いていって、大好きな人や町を守ることになっていくのだと思います。だからこそ、地元で働くことは、自分の幸せにつながっているのだと感じます。 自分の生まれた町、育ててくれた人々、自分を見守ってくれた地元で、ぜひ看護の力を活かしてもらいたいと思います。 |
|
お問い合わせ
右ナビ-管理ナビ