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更新日:2023年9月1日

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日本一の夏すいか~寒暖差で甘く、夏の風物詩~

日本の夏の風物詩「すいか」。山形県は熊本県、千葉県に次ぐ全国第3位の生産量を誇ります。特に夏(8月)の生産量は日本一です。山形県内では、尾花沢市、村山市、大石田町などが主な産地になっており、「尾花沢すいか」は全国的なブランドとして知られています。

原産地はアフリカ南部のカラハリ砂漠、日本には安土桃山時代に渡来したと言われています。明治時代に欧米から多数の品種が入り普及しました。「尾花沢すいか」は昭和初期から作付けしており、歴史的にも重みがあります。夏も盛りの8月、広大なすいか畑一面をおおう葉っぱの隙間を覗いて見ると、まるまると肥えたヘビー級たちが収穫を待っています。大玉品種としては「祭ばやし777」が、小玉品種としては「ひとりじめ」が中心に栽培されています。

山形でおいしいすいかがとれる理由は盆地形状にあります。山々に囲まれる尾花沢すいかの産地は、日中暑く、夜涼しい気候です。この寒暖の差が、シャリシャリとした食感があって甘みの強いすいかを育んでいます。

すいかのほとんどは水分ですが、ミネラルやビタミン類を多く含み、天然のスポーツドリンクと言われています。利尿効果が高く、腎臓病、高血圧にも効果があり、体を冷やす作用で夏バテや二日酔いにも良いとされています。

夏すいか日本一の山形県では、7月から8月に出荷の最盛期を迎えます。暑い夏に、冷やしたすいかを食べて涼を取ってみてはいかがでしょうか。

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