更新日:2024年9月13日
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里親となって子どもの養育を希望する方を対象に、説明会を開催します。里親制度について説明をするとともに、先輩里親の体験談をお聞きいただくことで、里親としての役割についてご理解いただくための説明会です。
里親申請に当たっては、本説明会への参加を必須としておりますので、里親にご興味のある方は是非ご参加ください。
子どもは親の温かい愛情に守られながら、家庭で育てられることが大切です。しかし、虐待や親の病気、離婚等のさまざまな事情により、家庭で暮らすことができない子どもたちがいます。
このため、山形県ではこうした子どもたちを一定の期間、家庭に迎え入れ、健やかに育んでくださる「里親」さんを募集しています。
山形県里親月間:特設HP「はれときどき里親さんになろう」(外部サイトへリンク)
里親制度は児童福祉法に基づき、さまざまな事情により家庭で暮らすことができない子どもたちを、県知事が認定した里親へ養育を委託し、家族の一員として養育していただく制度です。
現在、そのような子どもの多くは児童養護施設等の施設で暮らしています。家庭と同様の環境のもとで「あたりまえの生活」を送ってもらうため、山形県では里親への委託を増やしていきたいと考えています。
里親には4つの種類があります。
事情により親もとで生活することができない子どもを家庭に帰れるようになるまで、または18歳(場合によっては20歳)になるまで養育します。
虐待を受けた、障がいがあるなど、専門的な援助を必要とする子どもを養育します。里親経験などの条件があります。
養子縁組が望まれる子どもを、自分の養子とすることを前提に養育します。
両親の病気や死亡等でやむを得ない場合に、子どもの扶養義務者及びその配偶者が里親として養育します。
A特別な資格は必要ありませんが、子どもを健やかに養育できるかどうかという観点から、一定の要件が定められています。欠かせないのは、子どもの養育に対する理解と熱意、そして子どもへの豊かな愛情です。
A養育里親は、保護者に代わって一時的に養育する里親です。養子縁組里親は、将来の養子縁組を前提に養育する里親です。
A里親への委託においては、里親と子どもとの相性や受入れ環境が整っているか、そして子どもと実の親の意向などを確認しながら、児童相談所で委託が適当かどうかを判断し決定します。
このため、全ての里親がすぐに子どもを養育することになるわけではありません。
A養育に必要な生活費、教育費、医療費などは公費で負担します。
さらに、養育里親及び専門里親には手当が支給されます。
A児童相談所、児童家庭支援センター、児童養護施設、里親会等が養育を支援します。また、里親の一時的な休息のための援助(レスパイト・ケア)などの支援制度もあります。
A里親には養子縁組を前提とする里親や、事情があって家族と生活できない子どもを一定期間養育していただく養育里親などがあります。
里親=養子縁組ではありません。
里親になるには、研修の受講や生活状況の調査等を経て、里親として登録される必要があります。詳しくは里親登録申請の手引きをご確認ください。
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